@article{oai:fukuchiyama.repo.nii.ac.jp:00000375, author = {齋藤, 達弘 and Saito, Tatsuhiro}, issue = {1}, journal = {福知山公立大学研究紀要}, month = {Mar}, note = {この論文の目的は,京都府綾部市に本社を置く,産業の塩と呼ばれるネジの老舗メーカー,日東精工株式会社の財務政策を東京証券取引所第1 部に上場した1985 年以降に焦点を当てて考察することにあ る.バブル経済が崩壊し,買収した新事業が頓挫して財務的困難に陥り,メインバンクに助けられた.その後,ネジから地盤調査機へと業務範囲を拡大し,業績を回復させた.そして,借入金を返済しつつ 内部留保を積み上げ,高い株主資本比率を実現するとともに,キャッシュ・リッチに,さらに実質無借金へと変貌を遂げた.財務諸表分析に基づく日東精工株式会社の評価は,ここ10 年,成長性の乏しさ に難があるものの,収益性や安全性には問題のない優良企業である.しかし,株式市場による事業評価は低迷し続けている.低迷する理由の一つは株式市場が成長性を重視することにあるのだが,財務状態 が大きく変わっているにもかかわらず,それに応じた財務政策が見えないことにも一因がある.企業価値を高めるためには,キャッシュは純現在価値(NPV)がプラスの投資に使うべきであり,近い将来に 有望な投資機会がないのであればペイアウトに回すべきである., 3}, pages = {27--91}, title = {日東精工の財務政策}, volume = {4}, year = {2020}, yomi = {サイトウ, タツヒロ} }