@article{oai:fukuchiyama.repo.nii.ac.jp:00000353, author = {平野, 真}, issue = {1}, journal = {福知山公立大学研究紀要}, month = {Mar}, note = {近年、政府の地方創生政策の科学的基礎となる地域経営に関する学問体系の整備がうたわれるようになっている。地域経営問題の顕在化は、1990 年代以降急速に進んだグローバル化の流れと対をなすものであり、人類が未だかつて経験したことのないような経済・金融・情報・人的資源・文化などの超流動化となって現れるグローバル化の流れの中で、世界の各地域の新しい枠組みづくりを支える科学的な体系の整備が急がれていることに他ならない。本稿では、経済活動を支える企業組織の経営を主として扱ってきた経営学の新たな展開として、どのようにこれを地域全体の経営問題につなげていけるのかといった観点で、地域経営学の研究フレームワークについて論考した。この結果、地域を構成する「企業」「住民(共同体)」「自治体」を主たる構成要素とし、これらの集団・組織間の関係性に留意しながら、地域の外部と内部との相関関係のなかで地域の特質を論ずることを基本的な地域の分析枠組みとすることを提案した。またこのフレームワークを用いた具体的な地域経営学的研究として、論者の鯖江地域の企業経営に関する既発表論文を新たに肉付けしながら、地域経営学的アプローチへの展開を試みた。上記3 つの構成要素の関係性を視野にいれることで、より深度のある特質理解が行えることを示した。, 3}, pages = {89--125}, title = {地域経営学のフレームワーク -経営学からの展開-}, year = {2018}, yomi = {ヒラノ, マコト} }