@article{oai:fukuchiyama.repo.nii.ac.jp:00000350, author = {平野, 真 and 中尾, 誠二 and 神谷, 達夫}, issue = {1}, journal = {福知山公立大学研究紀要}, month = {Mar}, note = {福知山市には、地元の伝統工芸として、大江二俣和紙、夜久野漆(原液、漆器)、福知山藍染など3種類のものが現存し、これらはともに原材料からの栽培にこだわって行われている点が共通している。ただ、こうした伝統工芸も産業的な収益性確保には課題も多く、他の地域と同様、後継者不足や認知度低下などの課題を抱えている。今後こうした工芸を産業として維持・継承していくためには、1)地域資源としての意義を地域の人々に認知してもらい支援の基盤を作る、2)製造業としてだけではなく観光資源としてサービス産業も含めた収益確保に努める、の2点が必要である。そこで前者に関しては、二俣和紙について、地元の小・中学生と大学生で和紙灯篭を作り多くのイベントで飾ることで地元の認知度を上げるプロジェクトを大学で立ち上げた。特に地元の将来を担う若年世代への認知度を上げ郷土意識の醸成にもつなげていくことを重視した。また後者に関しては伝統工芸の文化的価値に着目し、外部者にとっての地元福知山の魅力を大きなものとし、交流・観光人口を増やしこれによって間接的に中心市街地の活性化にもつなげるため、体験型の研修ツアーという形で観光資源として活用することを計画した。実際に都会の人間にどのように興味を持たれるかについてアンケート調査を行い、企画の実現可能性についても知見を得た。これら一連の活動によってどのような効果が生まれ、また可能性があるのかについて、現時点での検証結果について報告する。, 6}, pages = {107--137}, title = {福知山市伝統工芸の観光資源化(1) -地域の無形資産活用の試み-}, volume = {2}, year = {2018}, yomi = {ヒラノ, マコト and ナカオ, セイジ and カミタニ, タツオ} }