@article{oai:fukuchiyama.repo.nii.ac.jp:00000269, author = {星, 雅丈 and 日月, 裕 and 胡内, 誠}, issue = {1}, journal = {成美大学紀要, The Seibi University review}, month = {Mar}, note = {筆者らは数年来の研究において、療養型病院における病院情報システムが、医療安全や質向上に寄与しているとは言い難い状況であることが示唆された。特に処方薬剤の管理面では、システムが逆に病棟の業務増や残薬発生を助長しており、患者の安全な服薬や診療情報の正確性の面で問題がある可能性を指摘した。ただし、以上の研究は全て1 医療法人内の病院におけるものであり、筆者らの研究成果の一般性を検証するため、さらに2007~2008 年にかけて、全国の療養型病院1003 施設に対し、病院情報システムの運用と薬剤管理の実態についてアンケート調査を行なった(回収率10%)。その結果を薬剤管理に関連する項目を中心に再度分析した結果、処方薬の変更や中止による投薬スキップの頻度については、従前の研究で得られた結果(病棟1 日当り約7 回)とは大きく異なり、1 週間に1 回程度という回答が最も多かった。また、残薬処理業務は病棟看護師よりも薬剤師への負荷が大きいことが示唆された。療養型病院では、残薬処理業務など医療職者の処方薬関連業務による負荷が特徴的な問題である。医療安全と質向上、さらに診療情報の正確性を担保するには、医師の処方薬指示と発注(オーダー)を分離した新たな概念のオーダリングシステムや、看護師が簡便に実施入力を行える機能、処方薬継続・変更などが簡便に分かる参照機能の構築が必要であることが示唆された。, 2, KJ00009350280, 論文, Article}, pages = {15--30}, title = {ビョウイン ジョウホウ システム ニオケル イリョウ アンゼンジョウ ノ モンダイテン ニツイテ : リョウヨウガタ ビョウイン ニオケル ヤクザイ カンリ ノ カンテン カラ}, volume = {2}, year = {2012}, yomi = {ホシ, マサタケ and タチモリ, ユタカ and コウチ, マコト} }